第13回 日本糖尿病情報学会年次学術集会

【開催概要】

1.会期平成25年(2013年)8月23日(金)~8月24日(土)
2.会場あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)
 〒770-0835 徳島県徳島市藍場町2丁目14番地
 TEL:088-622-8121
3.会長松久 宗英 (徳島大学糖尿病臨床・研究開発センター)
4.単位認定本年次学術集会では「日本糖尿病療養指導士 認定更新のための研修会(2群)」として2単位、および「日本医師会認定産業医の生涯研修(専門研修)」1.5単位認定されます。
シンポジウム4終了後、会場入り口受付にて日本医師会産業医の生涯研修(専門研修)の1.5単位を交付致します。

【プログラム】

理事長声明(8月23日11:00-11:10)第1会場

 理事長:葛谷 英嗣 (武田病院)

会長講演(8月23日11:10-11:40)第1会場

 糖尿病死亡ワーストワンからの飛躍

 演者:松久 宗英 (徳島大学)

 座長:長瀬 教夫 (国立病院機構東徳島医療センター)

教育講演1(8月23日11:40-12:20)第1会場

 医療におけるビッグデータの活用

 演者:森川 富昭 (慶應義塾大学大学院)

 座長:松久 宗英 (徳島大学)

教育講演2(8月24日10:40-11:20)第1会場

 糖尿病診療に、遺伝情報は役立つのか

 演者:安田 和基 (国立国際医療研究センター研究所)

 座長:山﨑 義光 (株式会社サインポスト)

シンポジウム1(8月23日13:30-15:20)第1会場

 ICT技術を用いた医療連携の現状と未来

 座長:平井 愛山 (千葉県立東金病院)、佐倉 宏 (東京女子医科大学東医療センター)

  S1-1 古賀 龍彦 (原土井病院)
   糖尿病医療連携の基本情報の現状

  S1-2 安芸 宏信 (安芸内科)
   徳島県ICT地域医療連携に取り組んで ~開業医の立場から~

  S1-3 村尾 孝児 (香川大学)
   香川県におけるK-MIXでのICT医療連携の現状と課題

  S1-4 安西 慶三 (佐賀大学)
   佐賀県ICT医療連携の現状と課題

シンポジウム2(8月23日15:30-17:10)第1会場

 糖尿病診療の質を高めるアイデアと工夫

 座長:葛谷 英嗣 (武田病院)、森川 博由 (福井大学)

  S2-1 佐藤 利幸 (シスメックス株式会社)
   採血不要の血糖モニタリングシステムの原理と臨床応用

  S2-2 宮崎 浩明 (ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社)
   海外における人工膵臓プロジェクト戦略

  S2-3 関岡 修 (テルモ株式会社)
   自己管理と診療支援に役立つ通信機能付き計測機器開発の方向性

  S2-4 田上 信介 (インテル株式会社)
   コンティニュア・ヘルス・アライアンスの取り組みと事例紹介

シンポジウム3(8月24日9:00-10:30)第1会場

 地域から守る糖尿病患者

 座長:成宮 学 (国立病院機構西埼玉中央病院)、石橋 不可止 (石橋クリニック)

  S3-1 鶴尾 美穂 (徳島市医師会)
   J-DOIT2 徳島における成果

  S3-2 上村 伯人 (上村医院)
   Project8-魚沼からのチャレンジ-

  S3-3 佐藤 利昭 (松江赤十字病院)
   地域の実情に合わせた病診・病病連携ネットワークの構築
   -松江(都市部)、隠岐(離島)、雲南(山間過疎地)3地域での試みから-

  S3-4 矢作 直也 (筑波大学)
   糖尿病診断アクセス革命について

シンポジウム4(8月24日13:10-14:40):産業医生涯講習(90分)第2会場

 特定健診、特定保健指導における産業医の新たな役割

 座長:池田 雅彦 (三菱商事株式会社関西支社診療所)、久保田 稔 (関西学院大学保健館)

 S4-1 津下 一代 (あいち健康の森健康科学総合センター)
  特定健診ナショナル・データ・ベースから読み取れること、特定保健指導効果分析から考えられること

 S4-2 山﨑 義光 (株式会社サインポスト)
  産業医活動における特定保健指導のテーラーメイドに向けて

 S4-3 田木 真和 (徳島大学病院)
  職域におけるICTを活用した産業保健指導 ~健康データの見える化による行動変容~

ワークショップ(8月23日15:40-17:10)第2会場

 透析予防の実現をめざした多職種共同連携

 座長:武田 純 (岐阜大学大学院)、森川 浩子 (福井大学)

 W-1 勝木 達夫 (やわたメディカルセンター)
  「変える」から「変わる」へ ~疾病管理MAPを用いた多職種協働の威力~

 W-2 西原 晴美 (千葉県立東金病院)
  多職種連携を成功させる要因とそのコツ -看護師の立場から

 W-3 久米川 知希 (香川大学医学部附属病院)
  糖尿病透析予防指導に向けて当院の取り組みと栄養指導の実際

ランチョンセミナー

8月23日12:30-13:30

■ランチョンセミナー1(ノボノルディスク ファーマ株式会社)第1会場

 糖尿病医療連携とチーム医療
   ~連携パスの運用からワールドカフェによる顔の見える連携作り、
   iPadを用いたクラウド糖尿病教育システムの構築まで~ 

 演者:中塔 辰明 (岡山済生会総合病院)

 座長:難波 光義 (兵庫医科大学)

■ランチョンセミナー2(武田薬品工業株式会社)第2会場

 透析を予防するための糖尿病治療戦略

 演者:四方 賢一 (岡山大学病院)

 座長:島津 章 (国立病院機構京都医療センター)

8月24日12:00-13:00

■ランチョンセミナー3(MSD株式会社)第1会場

 糖尿病の個の医療の実現に向けて

 演者:綿田 裕孝 (順天堂大学大学院)

 座長:武田 純 (岐阜大学大学院)

■ランチョンセミナー4(旭化成ファーマ株式会社)第2会場

 グリコヘモグロビン、グリコアルブミンの新展開

 演者:島 健二 (川島病院)

 座長:岩本 安彦 (東京女子医科大学)

イブニングセミナー(8月23日17:20-18:20)第1会場

■(ノバルティス ファーマ株式会社)

 楽しくてためになる糖尿病教育の実践 -DPP-4阻害薬の上手な説明方法も含めて-

 演者:坂根 直樹 (国立病院機構京都医療センター)

 座長:野田 光彦 (国立国際医療研究センター)

モーニングセミナー(8月24日8:00-8:45)ホテルクレメント徳島 金扇

■(パナソニック ヘルスケア株式会社)

 頸動脈エコーは糖尿病マクロアンギオパチー診療の魔法の杖である

 演者:平井 愛山 (千葉県立東金病院)

 座長:中野 智紀 (東埼玉総合病院)

一般口演1(8月23日13:30-14:10)第2会場

 座長:浜口 朋也 (兵庫医科大学)

 1-1 伊藤 洋太 (国立病院機構西埼玉中央病院 内科)
  外来診療におけるCGMの有用性

 1-2 佐藤 正道 (国立病院機構西埼玉中央病院 医療機器管理室)
  CGMを用いた経口薬治療中の2型糖尿病患者についての検討

 1-3 中庄谷 伊帆子 (大阪警察病院)
  微侵襲食後高血糖モニタリング装置の薬効評価への適応

 1-4 森岡 隆子 (寺沢病院)
  運転中の低血糖についての意識調査

一般口演2(8月23日14:10-14:50)第2会場

 座長:中塔 辰明 (岡山済生会総合病院)

 2-1 宮下 高雄 (やわたメディカルセンター)
  ‘疾病管理MAP’を活用した冠動脈病変を有する糖尿病患者の抽出の検討

 2-2 山﨑 勝也 (川井クリニック)
  タブレットPCによるCoDiC-MS利用の実際 ~患者指導への利用~

 2-3 澄川 真珠子 (札幌医科大学)
  糖尿病療養指導にインターネットテレビ電話「スカイプ」が活用できるか?
  -糖尿病療養指導例をとおしての考察-

 2-4 中川 康司 (国立病院機構京都医療センター)
  ディベートを活用したワークショップの効果:保健指導における論理的思考と説得力を高めるために

一般口演3(8月23日14:50-15:30)第2会場

 座長:黒田 暁生 (徳島大学)

 3-1 佐野 喜子 (神奈川県立保健福祉大学)
  糖質エネルギー比率の違い(55%・40%・25%・10%)による献立作成の比較

 3-2 山口 美輪 (徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部)
  食事の主食の糖質量推定と副食のサービング数に応じた糖質量推定方法の検討

 3-3 長縄 真奈美 (稲沢市民病院)
  カーボカウントのアプリで血糖コントロールを図る

 3-4 澤木 秀明 (有澤総合病院)
  急激な貧血の進行を認めた緩徐進行1型糖尿病の一例

一般口演4(8月24日9:00-9:50)第2会場

 座長:川地 慎一 (岐阜大学医学部附属病院)

 4-1 馬屋原 豊 (大阪府立急性期・総合医療センター)
  住吉スタディー 地域連携パスによる病診連携におけるインスリン治療の臨床研究

 4-2 高村 宏 (高村内科クリニック)
  医師会が主催するローカルな糖尿病教室

 4-3 鎌田 彩 (国立病院機構東徳島医療センター)
  生活習慣病予防対策「バイバイメタボ」教室を開催して

 4-4 藤原 真治 (美馬市国民健康保険木屋平診療所 国立病院機構京都医療センター)
  医療機関と調剤薬局が連携したHbA1c認識向上への取り組み

 4-5 富永 典子 (エア・ウォーター健康保険組合)
  交代勤務者と日勤勤務者における心血管リスクと服薬習慣の比較

一般口演5(8月24日9:50-10:40)第2会場

 座長:鈴木 一永 (神戸女子大学)

 5-1後藤 温 (国立国際医療研究センター)

 2型糖尿病患者における禁煙後の体重・HbA1c・血圧・脂質の変化に関する検討: 糖尿病戦略研究(J-DOIT2-LT)

 5-2 藤原 真治 (美馬市国民健康保険木屋平診療所 国立病院機構京都医療センター)
  「食前に団子を食べる」という地域の食習慣が心血管リスクに及ぼす影響:徳島県美馬研究より

 5-3 津崎 こころ (国立病院機構京都医療センター)
  推算GFRに及ぼす遺伝的ならびに環境的因子の探索:徳島県美馬研究より

 5-4 堀筋 冨士子 (寺沢病院)
  インスリン注入器に関する患者の意識調査

 5-5 鈴木 麗子 (徳島大学病院)
  フットケア外来におけるインスリン皮下硬結の実態調査と皮下硬結患者への介入の結果報告

情報交換会(8月23日18:40-20:00)

会場:ホテルクレメント徳島